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本記事では、ワセリンの様々な使い方を紹介しています。
目次
ワセリンの使い方
顔
ワセリンの保湿力はフェイスケアに役立ちます。
ワセリンを塗ることで水分の蒸発を防ぎ、乾燥対策となります。それにより、乾燥が原因で起こる肌トラブル(大人ニキビ、小じわなど)を予防することも期待できます。
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また毛穴が気になる場合には、ワセリンを塗ることによって皮脂汚れが引き寄せられ、汚れが落ちやすくなります。ワセリンを肌に馴染ませてから放置し、乳化させてから洗い流すとよいでしょう。
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唇
唇は皮膚がとても薄いのでデリケートな部分になります。また、唇には皮脂腺がないので、乾燥しやすい特徴があります。
ワセリンをリップクリームのように塗ると、角質層からの水分蒸発が防いで、潤いのある唇を保てます。ワセリンとはちみつを混ぜたものでパックするのもおすすめです。
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また口紅の下地として使うと、保湿に加えて唇表面をなめらかに整えてくれるので、口紅のノリが良くなります。
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髪
ワセリンはヘアワックス代わりに使うこともできます。ワセリンは肌への刺激が少ないので、普通のヘアワックスが肌に合わない人でも安心です。
少量ずつを毛先に付けて調節したり、たくさん付けてウェットヘアのような濡れ感を楽しむことができます。
頭皮
頭皮のフケやかゆみが気になる場合は、乾燥していることが原因かもしれません。そのようなときはワセリンを使って頭皮の保湿ケアをしてみましょう。
髪を洗った後の清潔な頭皮に、米粒大のワセリンを伸ばしながら付けていきます。指の腹で優しくマッサージするように、馴染ませていきましょう。
注意点として、ワセリンをつけすぎると症状が悪化する可能性もあるので、少量を伸ばして塗るということを心がけましょう。
おしり
お尻の肌トラブルの予防にもワセリンが役立ちます。
おしりの肌トラブルの原因として乾燥や衣服との摩擦が挙げられます。ワセリンを塗るとおしりの皮膚が油膜で覆われ、下着が擦れることによる皮膚へのダメージや乾燥から保護することができるでしょう。
ただし、おしりが蒸れることによってにきびなどができている場合には、逆効果となることもあります。汗をかきやすい方や、夏場の蒸れやすい時期は、使用したほうがよいのか判断して塗るようにしましょう。
脇
脇の皮膚が乾燥することにより、皮脂の分泌が盛んになって臭いの原因となることがあります。
乾燥が気になる場合には、少量のワセリンを薄く伸ばして塗ってみましょう。ワセリンには制汗作用や消臭作用はありませんが、肌を保湿して乾燥から守ってくれます。
赤ちゃん
肌への刺激が少ないワセリンは、デリケートな赤ちゃんの肌にも安心して使用できます。
沐浴後の全身保湿や、よだれかぶれ・おしりかぶれの予防など用途は様々です。
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傷口
ワセリンの保湿効果を利用することで、小さな切り傷などの治りをサポートすることができます。
まず、傷口を水で洗い流して清潔な状態にします。それから浸出液で傷口が覆われるのを待ち、浸出液で満たされたらワセリンを塗って保湿します。最後に、その上からラップをかぶせて完成です。
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ニキビ
ワセリンで保湿ケアすると、乾燥によってできる大人ニキビの予防になります。またニキビ跡のケアとしてワセリンを塗って保湿すると、肌の新陳代謝を正常にするサポートとなり、ニキビ跡が治りやすい環境になっていくことが期待できます。
一方で、思春期ニキビなど皮脂分泌が盛んな時期にできやすいニキビとの相性は良くないので、使用を避けたほうがよいでしょう。
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ドライノーズ
鼻の穴の粘膜が乾燥することで発症するドライノーズの予防として、ワセリンを鼻穴の入口に塗ることが効果的です。
ワセリンを塗っておくと鼻穴の保湿となるので、乾燥を予防することができます。
ワセリンは粘膜に塗っても吸収されませんが、鼻の穴は肺などの呼吸器官につながっているので、奥のほう塗るのは控えましょう。
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アレルギー性鼻炎、花粉症
ワセリンを鼻穴の周りに塗ると、ワセリンの油膜が花粉やホコリなどをキャッチしてくれるので、異物が鼻穴に入り込みにくくなります。
また、鼻をかみすぎたことによって乾燥・荒れた鼻周りを、優しく保護・保湿してくれます。
アトピー
特にお肌のデリケートなアトピー性皮膚炎の方でも、高純度のワセリン(プロペトやサンホワイトなど)であれば肌に合わないということも起こりにくいです。
ワセリンが皮膚表面を保護して、外部刺激や乾燥から守ってくれるでしょう。
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水虫
水虫の中でも”かかと水虫”は、皮膚が乾燥してひび割れたようになります。このひび割れを防ぐ方法として、ワセリンを使った保湿方法が使えます。
ただし、ワセリンには水虫治療薬のような殺菌成分は含まれていないので、薬を塗った上からワセリンを塗って保湿するのがよいでしょう。
あせも
ワセリンはあせもの予防にはおすすめできませんが、あせもによって乾燥した肌の保湿ケアには役立ちます。
あせもによって皮膚のバリア機能が弱まると、ダメージを受けやすい状態になってしまいます。
そういう場合にはワセリンで皮膚を保護して、外部刺激や乾燥から守ってあげましょう。
除毛
カミソリで除毛すると、ムダ毛と一緒に皮膚の表面までが削られてしまうため肌荒れの原因となることがあります。
除毛前に塗ってダメージから守ったり、除毛後に薄く伸ばして肌を保護・保湿するとよいでしょう。除毛前にワセリンを塗りすぎると、カミソリにワセリンがついて落ちにくくなるので、除毛後と同じように少量の使用を心がけましょう。
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日焼け
ワセリンを先に塗ってから日焼け止めを塗ると、肌への負担となる成分から守ることができます。また、ワセリンには保湿力があるので、日焼け止めで紫外線対策を行いながらお肌の乾燥対策もできます。
日焼け後の肌は紫外線によって皮膚細胞がダメージを受けているので、とても乾燥しやすくなっています。日焼けのほてりを冷やし、化粧水などで水分を補った後に、ワセリンで保湿するのが効果的です。
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陰部
陰部周りの乾燥やただれ、炎症の予防や一時的な対処として、ワセリンを使用することができます。
男性は下着に擦れることで痛みがでたり、女性は粘膜の近くに痛みのもとがあることもあります。そんなときは、薬を手に入れるまでの一時しのぎとして、ワセリンを塗ってもいいでしょう。
ワセリンは刺激が少ないため、デリケートな部分への使用も可能です。ただし、長期間の使用や多量に使用にすることは安全と言い切れないので、一時的な使用にとどめておきましょう。
靴擦れ、マラソン時の摩擦対策
衣服や靴の摩擦が気になる部分にワセリンを塗っておくと、服擦れ・靴擦れを防ぐことができます。
特に、マラソンでは、衣類の摩擦が刺激となることが多々あります。また、ダイビングなどでウェットスーツを着る際にも、首回りなどの擦れやすい部分にワセリンを塗っておくのが効果的です。
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痔
切れ痔による少量の出血であれば、ワセリンを塗って止血することができるでしょう。
また、ワセリンを塗ることで滑りがよくなるので、排便するときの痛みを和らげると同時に、傷口が広がるのを防ぐことができます。
ただし、粘膜部分への使用となるので、一時的な使用にとどめましょう。
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犬・猫
犬や猫の肉球が乾燥しているときは、ワセリンで保湿ケアしてあげましょう。
ワセリンが油膜を張り、摩擦による刺激や乾燥から保護できます。
メイクや美肌・美容への使い方
まつげ
ワセリンをまつげに塗ることで、まつ毛や毛根、まつげ周辺の皮膚のケアを行えます。
ワセリンによってまつげが保護されるので、健やかに成長しやすい環境を作るサポートをしてくれるでしょう。
まつ毛にワセリンを塗るときには、綿棒などを使って少しずつ乗せていき、目に入らないように注意しましょう。
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スキンケア
スキンケアとしてワセリンを使うときは、化粧水を付けた後に塗るのがいいでしょう。
ワセリン自体には肌に潤いを与える働きはありません。
ですので、先に化粧水で水分補給をしてからワセリンを塗ると保湿効果が高まります。
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化粧下地
ワセリンを基礎化粧品に混ぜて化粧下地として使うと、化粧ノリが良くなります。
特に、クリームファンデーションやBBクリームに少量を混ぜると、肌へ密着して付きがよくなります。また、化粧持ちが良くなり、汗などによる化粧崩れを防ぐ効果も期待できます。
爪(ネイルケア)
ネイルクリーム代わりにワセリンを使って、ネイルケアをしてみましょう。指先や爪の甘皮部分にワセリンを塗り込むと、指先の乾燥を防いで爪の成長をサポートしてくれます。
爪が裂けたり、ささくれができたときの保湿にも便利です。また、ジェルネイルを取った後の爪まわりは乾燥しやすくなっているため、ワセリンでケアをするのがおすすめです。
クレンジング
オイルクレンジング代わりに、ワセリンを使ってメイク落としすることができます。
ワセリンを肌にのせ、指の腹でくるくるとマッサージした後に、少量の水を混ぜてよく乳化させます。その後、ぬるま湯で洗い流すと、肌に負担なくメイクを落とすことができます。
ベタつきが気になるときは、二度洗いでしっかりとワセリンを落としましょう。
こんな用途もあります!
練り香水
ワセリンにアロマオイルを加えて、練り香水を手作りすることができます。
ワセリンを電子レンジなどで溶かしてから、好みの香りのアロマオイルを数滴垂らしてよく混ぜ合わせます。
冷えてくると自然に固まるため、柔らかいうちに小分け容器に入れましょう。
ボディークリーム
ワセリンと植物性オイル(オリーブオイルやホホバオイル、アーモンドオイルなど)を混ぜ合わせて、数滴のアロマオイルを加えると、ボディークリームを作ることができます。
好きなの香りを楽しみながら、植物オイルによる美容効果も期待できます。
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着火剤(ティンダーボール)
アウトドアの必需品”ティンダーボール”を油性成分であるワセリンで作ることができます。
ワセリンを液体になるまでよく溶かしてから、小さく丸めたコットンを浸します。コットンにワセリンが染みこんだら、よく冷まして保管しましょう。
実験(蒸散)
ワセリンは学校での理科の実験に使われることもあります。
蒸散という実験では、葉の裏にワセリンを塗って気孔を塞ぎ、水分の蒸散量がどのように変わるのかを調べます。
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